2022-12-13
不動産を売却する際には、「買取」と「仲介」という2つの方法があることをご存じでしょうか。
こちらの記事では、不動産を売却する際の「買取」と「仲介」の違いや、「仲介」と比較したときの「買取」のメリット・デメリットについてご紹介します。
堺市、高石市での不動産売却をご検討の方は、ぜひ参考にしてみてください。
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不動産を売却するときには、「買取」と「仲介」という売却方法がありますが、2つの方法には、どのような違いがあるのでしょうか。
不動産の「買取」とは、不動産会社が直接買主となって不動産を売却する方法のことです。
買取の場合、不動産会社と価格などの交渉をおこない、売買条件がまとまればすぐに契約に進むことができます。
そのため仲介のように売却活動や内覧対応をおこなう必要がありません。
一方で不動産の「仲介」とは、売主と買主との間に不動産会社が入り、契約を取りまとめる売却方法です。
不動産の仲介では、不動産会社が中心となって売却活動をおこない買主を見つけるため、売却できるまで一般的には3か月から半年程度の期間がかかります。
不動産の買取には、「即時買取」と「買取保証」の2つの方法があります。
即時買取とは、不動産会社が提示する買取価格に納得することができれば、すぐに売買契約に進むことができる買取方法です。
売却活動をおこなわないため、早ければ1週間ほどの期間で取引を完了させることができます。
一方で買取保証とは、最初に不動産会社が仲介をして売却活動をおこない、一定期間が経つと事前に決めていた価格で不動産会社が物件を買い取る売却方法のことです。
一般的な仲介と即時買取を組み合わせた方法と考えておくと良いでしょう。
買取保証の際におこなわれる仲介の期間は、一般的に3か月程度と言われています。
ただし、法律などで定められている期間ではないため、事前に不動産会社と相談しながら期間を決めておくと良いでしょう。
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不動産の買取には、仲介と比較したときにメリットがいくつかあります。
こちらでは、買取のメリットを確認していきましょう。
不動産会社に仲介を依頼して売却する場合、不動産会社に対して「仲介手数料」を支払わなければいけません。
仲介手数料は売却価格によって変動し、以下の速算式で求めることができます。
上記の速算式に基づいて考えると、売却価格が4,000万円の場合の仲介手数料は「138万6,000円」となります。
不動産の買取で物件を売却する場合、この仲介手数料がかかりません。
そのため売却するときの費用を抑えることができます。
不動産を仲介で売却する場合、一般的には3か月から半年程度の期間がかかります。
その一方で不動産の買取では、買取価格に納得することができればすぐに売買契約に移ることができるため、早ければ1週間、遅くとも1か月程度で売却を完了させることが可能です。
すぐに不動産を現金化することができるため、すぐに現金が必要な場合は、即時買取を利用すると良いでしょう。
また転勤により引っ越しが決まっていたり住み替え先が決まっていたりしている場合でも、後のスケジュールに合わせて売却を進めることが可能です。
契約不適合責任とは、売買契約において、目的物の種類や品質、数量が契約内容に適合しない場合に売主が買主に対して負う責任のことです。
たとえば契約書に記載がない雨漏りやシロアリ被害が物件の引き渡し後に発覚した場合、売主は補修の対応や売却代金の減額、場合によっては契約解除や損害賠償を請求される可能性があります。
不動産の仲介では、後々のトラブルを避けるために契約不適合責任が有効となっている契約が多く、契約不適合責任を免責としている物件は買主から敬遠されてしまう傾向があります。
その一方で不動産の買取では、契約不適合責任を免責としているケースが多く、後々の面倒なトラブル発生のリスクから逃れることが可能です。
仲介で不動産を売却する場合、物件の周辺を対象にしたポスティングや折込チラシを利用して広告宣伝活動がおこなわれるのが一般的です。
また休日を利用して現地見学会を開催することもあるため、近隣の方に売却している事実を知られてしまうおそれがあります。
一方で不動産の買取では売却活動をおこなわないため、広告宣伝を実施しません。
売主と不動産会社との間のやり取りで売却条件が決まっていくため、近隣住民に知られることなく不動産を売却することができます。
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不動産の買取には、仲介と比較したときのメリットだけでなく、デメリットもあります。
最後に、デメリットには何があるのかを確認していきましょう。
不動産の買取では、売却価格が相場よりも安くなってしまう傾向があります。
買取をおこなっている不動産会社は、買い取った物件をリフォームしたり修繕したりして付加価値をつけて再販売することを前提としています。
不動産会社は再販売までにかかるリフォームや修繕費用をあらかじめ考慮して買い取るため、買取価格が市場の相場より安くなってしまうのです。
そのため、一般的な不動産の買取価格は、相場価格の6割から8割程度の価格になると言われています。
不動産の買取をおこなっている不動産会社は、リフォームや修繕を前提として物件を買い取るため、建物が破損していたり、築年数が古かったりしてもほとんどの物件は買い取ることが可能です。
しかし、あまりにも状態が悪く再販売が難しい物件や、郊外や田舎にある需要の少ない物件は買取できないケースもあります。
「建物が古くて買い取ってもらえるか不安」とお考えであれば「堺・高石不動産買取専門店」にまでお気軽にご相談ください。
お客様が売却できるかわからないとお困りの物件でも、買取価格の査定をおこなったうえで、積極的に買い取らさせていただきます。
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今回は、不動産を売却する際の「買取」と「仲介」の違いや、「仲介」と比較したときの「買取」のメリット・デメリットについてご紹介しました。
「すぐに不動産を現金化したい」「近隣に気づかれずに売却を進めたい」とお考えであれば、買取を利用して不動産売却を進めることがおすすめです。
買取価格は、相場よりも安くなってしまう傾向はありますが、建物の状態や立地によっては相場価格に近い価格で買い取ってもらえるケースも少なくありません。
買取価格がいくらか知りたいときは、「堺・高石不動産買取専門店」までお問い合わせください。
「堺・高石不動産買取専門店」では、堺市と高石市を中心に不動産の買取に関するご相談を承っております。
皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。